| カバルオンラインRMT 栃木県鹿沼市樅山町で児童6人がクレーン車にはねられ死亡した事故で、自動車運転過失致死罪で日光市大沢町、無職柴田将人容疑者(26)を起訴した宇都宮地検は、過去に複数回発作を起こしていた状況を重視し、予見された危険性を回避しなかった過失を明らかにしたい考えだ。 持病を申告せず免許を取得していたほか、薬の服用方法を守らなかったとされるが、申告せず取得しても罰則規定がないことや供述を翻した場合を念頭に、客観的な事実を積み重ねて過失を裏付けることで、確実に有罪に持ち込みたいとしている。 捜査関係者によると、柴田容疑者は1993年頃からてんかんの発作を起こしていることを認識しており、医師の投薬治療なども受けていた。しかし、運転免許の取得時にも持病を申告していなかった。 柴田容疑者は、これまでの県警の調べに対し「発作を抑える薬を決められた時間に飲まなかった」などと供述しているが、地検は柴田容疑者が公判で証言を翻す場合なども想定。てんかん患者の中には、薬を服用していても発作を起こすケースもあり、薬を服用しなかったことと事故の因果関係について、地検がどう主張するかも注目される。 〈1〉事故の前にも日常生活で複数回の発作があった〈2〉過去8年間で計8回の事故を起こし、うち約半数以上で発作を起こしていた――などと客観的証拠を積み上げ、事故を予見できたのに、運転を差し控える注意義務を怠って運転した過失を公判で立証する。 遺族からは、最高刑が懲役20年となる危険運転致死罪の適用を求める声も上がっており、地検も検討したが「アルコールや薬物を服用」「運転開始から事故直前までの間、正常な運転が出来ない状況」など構成要件の立証が困難として、最高刑が同7年の自動車運転過失致死罪で起訴した。 (2011年5月10日07時16分読売新聞) FF11 RMT (エディタ:admin) |
